お彼岸


今週は飛び石休日でいったい今日は何曜日だろう?って日が続いてる・・・なんだか毎日が週末気分。
朝から父、母、叔父さんと待ち合わせてお墓参りへ。うちのお墓は3年前におばあちゃんが死んだ時に建てたものなので、入っているのはおばあちゃんと、子供の頃に亡くなったというおばあちゃんの子供二人のお骨だけ。その子供たち(私には叔父さんと叔母さんにあたるのか・・・)はもちろん話でしか聞いたことがないので、そこのお墓を参る時はいつもおばあちゃんに会いに行くという感覚だ。
おばあちゃんが亡くなってもう3年経ったんだなぁ・・・。ちょうど今の彼と付き合いだした頃に亡くなったので、彼と一緒にいる日々がおばあちゃんと離れている時間になっていくんだな。当たり前だけど。
3年かぁ、長いような短いような。おばあちゃんに会いたいな。夢に一度も出てきてくれないんだよね、どうしてだろう。幽霊とか怖いし信じてないけど。おばあちゃんなら幽霊でもいいから、会って話をしたい。
実の父は16年前に他界しているけれど一度もお墓に行ったことがない。私は実の父に認知されただけの非嫡出子といういわゆる「外の子」だったので、財産相続にからんだあれやこれやで亡くなった時もお葬式が終わるまで死を知らされなかった。だから最後の顔も見ていない。骨も。納められているお墓も。私はずっと父のこと好きではなかったけど、顔がそっくりな私を父なりに愛してくれていたと今では思う。たとえそれが歪んだ愛情だったとしても。何年経っても父が死んだという実感は湧かず、どこかで他の女の人と暮らしているって思えてならない。だからいつまでたっても実の父との関係、思いにくぎりがつかない、というか答えみたいなものが出ない。本当の意味で父を偲ぶことができないでいる。父はそんな私のことを今どんなふうにみてるのだろう。
おばあちゃんは一度も夢にでてきてくれないのに、父は私の夢の中にしょっちゅうでてくる。