嘘と沈黙。

嘘をつくのはひどく嫌なことだ。嘘と沈黙は現代の人間社会にはびこる二つの巨大な罪だと言ってもよい。実際僕たちはよく嘘をつき、しょっちゅう黙りこんでしまう。
しかし、もし僕たちが年中しゃべり続け、それも真実しかしゃべらないとしたら、真実の価値など失くなってしまうのかもしれない。

                      村上春樹著『風の歌を聴け』より

たしかに。そうなのかもしれない。この世に真実しかなくなれば、真実に意味は無くなる。
ちょい暇なので、はてなの引用モジュールなんて使ってみたけど。なんか変だなぁ・・・。