今年になって読んだ本。
- 1. 『ブラック・リスト』 サラ・パレツキー
- 作者: サラ・パレツキー,山本やよい
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/09/23
- メディア: 単行本
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ヴィクシリーズももう11作目。最近少し年をとって弱気になってきたヴィク、でも本作では30代に戻ったかのように勇敢でまた無茶をしていて、素敵だった。
ミスタ・コントレーラスがいつまでも元気でありますように。
- 作者: 河合隼雄,吉本ばなな
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2002/04/25
- メディア: 単行本
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面白くて一気読みした。河合先生の懐の深さ、屈託のなさ、すごい人だ。こんな先生にみてもらえる患者さんは幸せだろう、と思う。
いろいろ思うことはあったのだけど、またあとで書き足す。
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2005/04/14
- メディア: 単行本
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小説に出てくる大阪弁はなんか気持ち悪くていらいらすることが多いのだけど、この本ではそれが心地良かった。普段、普通に友達と喋っているような話し方そのもので、文法的に間違ってるようなのもぽんぽん出てきて面白い。ストーリーに関しては特に言うことはないのだけれど。
テレビドラマを観てるような感じ。
- 4. 『なんとなくな日々』 川上弘美
- 作者: 川上弘美
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2001/03/07
- メディア: 単行本
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川上さんの東京日記と此処彼処が読みたいのにいつも貸出し中です。仕方ないから適当に借りてきたけど、これ前に読んだ気がする、多分。京都のうどん屋で出会ったフロリダのすっぽんの話を読んで気がついた。
川上さんのエッセイのこのゆるゆる加減は、読む時を選べばすっと心に入ってきてすごく気持ちがいい。一人読みながらニコニコしてしまう感じ。
藤堂志津子さんの、部屋に篭ってひとり煮込みうどんを食べる女の小説が読みたい。でもどの作品なのか、わからない。