まごうことなき妊婦である。


三年身籠る

三年身籠る


題名はホラーのようだけどファンタジー。身籠った経験のない私は、妊婦になるという事に対していまだに少し怖れがある。自分の体内からこの世に送り出すことになる胎児への愛情が持てないとかではなく、ただ単純に自分の体の中で別の生き物が一年近くもの間過ごす、ということが恐ろしい。それが三年も続いたらどうなるんでしょう。想像もできない。私は実は男なんじゃないか。
京極夏彦の小説に同じような話があるらしい。へぇ。私はと言えば流しの下という言葉にやたら反応してしまった。



此処 彼処 (ここ かしこ)

此処 彼処 (ここ かしこ)


図書館の返却コーナーで見つけて、読みたいと思ってたしと借りてきたが読む気が起こらず。東京は私にとって知らないまちなので単に興味が持てないというだけでもないかも。川上弘美の文章は好きなのだけど読む時を選ぶ。いつもはすぐに入り込んでしまう世界なのに、今はぱらっとめくっただけで嫌になってしまった。
「長崎」とか「小笠原諸島」とか「彼処」「此処」をぱらぱらと読んだのみ。あと、今度千日前に行くことがあったら波屋書房という本屋さんを探してみようと思った。まだあるのかな。
なので、未読。