20-22


世界は村上春樹をどう読むか

世界は村上春樹をどう読むか


文学者としての村上春樹を研究することを目的としたものはあんまり好きじゃない。デタッチメントからコミットメントに移行してったとかそういうのを聞くとバカみたいと思ってしまう。そういうのすべて無意識下で感じ取って楽しむものだし読書って。けどこれは面白かった。世界各国で翻訳されている村上作品をそれぞれの国の翻訳者達が集まって議論するシンポジウムの記録。スプートニクからアフターダークまでの新しめの長編は一読のみで読み返していなかったけど再読したくなる。



スプートニクの恋人

スプートニクの恋人


TVピープル (文春文庫)

TVピープル (文春文庫)


再読。スプートニクはお風呂で。TVピープルはこないだ行った美容院で。カラーリングとスタッフさんに薦められたデジタルパーマというのをしてみたら3時間半もかかってしまい非常に疲れた、でもおかげでゆっくり読めた。この本は短編集の中ではいまいちだけど「眠り」がとても好き。