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文学者としての村上春樹を研究することを目的としたものはあんまり好きじゃない。デタッチメントからコミットメントに移行してったとかそういうのを聞くとバカみたいと思ってしまう。そういうのすべて無意識下で感じ取って楽しむものだし読書って。けどこれは面白かった。世界各国で翻訳されている村上作品をそれぞれの国の翻訳者達が集まって議論するシンポジウムの記録。スプートニクからアフターダークまでの新しめの長編は一読のみで読み返していなかったけど再読したくなる。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/04/20
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- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1993/05/10
- メディア: 文庫
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再読。スプートニクはお風呂で。TVピープルはこないだ行った美容院で。カラーリングとスタッフさんに薦められたデジタルパーマというのをしてみたら3時間半もかかってしまい非常に疲れた、でもおかげでゆっくり読めた。この本は短編集の中ではいまいちだけど「眠り」がとても好き。