御無沙汰すぎ。


こんなに長い間書かなくて日記と言えるのか。書けないこともないけどあまり書かないでいるとついつい遠ざかってしまう。3日に二人で有休とって朝一から役所に行き婚姻届を出した。本籍にする予定だった場所の番地が今はなくなっていたり、京都は戸籍が手書きなのですぐに謄本が出なかったりと多少の予定は狂ったけど、無事メオトとなりました。もう今さら苗字が変わったりってほんと恥ずかしい。全然実感わかないし。子供の頃から目立つのが嫌いで人前で主役になるなんてもってのほかで、できるだけ結婚式や披露宴はしたくないと思ってた。知らない人が司会をやったり何回もお色直しをしたり手紙読ませて泣かせたりするあれだけは。私はひとりっこだし、母は自分もいろんな事情で結婚式はしていないし、父は血のつながりはないけれどだからこそなおかけがえのない父親だし、やっぱり親は式とか披露宴とかしてほしいのかなと結構悩んだけど。結婚してはじめて気付いた自分のこと。晴れ姿を披露したくないのは単に目立つのが嫌だという理由だけじゃなく、私は人に祝われるような人間じゃないとどこかで思っていた。そういう資格がないような気がしていた。何故かはわからない、生まれのせいかもしれない。でもそれを自ら気付いたのは本当に最近で、そういう自分の気持ちに気付いて愕然としたけど。そんな卑屈な自分がいたなんて。私を私でいいと思って一緒に歩いてくれる人と出会えて、これからはそんなの気にしないでいいんだよと自分に言った日だった。親に本当にたくさんの感謝をして、思いがけない人たちから祝ってもらって。ひっそりとだけど忘れられない一日になりました。ありがとうと言いたい。たくさん泣いて翌日の新婚第一日目はお岩さんで過ごしたけれども。ほんとすごい顔だった。またぼちぼち日記も書き続けていこうと思う。