チェ 28歳の革命&39歳別れの手紙





2週間ほど前に28歳はMOVIXで、39歳はイオン久御山で夫と鑑賞。ソダーバーグの映画は久しぶりな感じ。ソダーバーグのエンタメ色強い作品は好きじゃないのでほとんど観ない。最後に観たのは「トラフィック」で(これまたデルトロだ)たしか夫と出会って付き合いだして2度目に一緒に観に行ったなぁ、こんなの誘ってしまったけどもっと楽しい系の映画にすべきやったかなぁとか思いながら観ていたのを思い出した。懐かしい。


それはいいとして、チェ。これはドラマ性を排除した、現実にあった出来事を淡々と綴った作品でした。日本でも有名で(Tシャツいっぱい)、そのカリスマ性で人気のあるゲバラのヒューマンドラマを望んでいた人は肩すかしをくらったのでは。私はこういうソダーバーグ作品が好き。キューバ革命は日本からは遠く、日本人のゲバラへの思いは夢を追ったカリスマ革命家、というイメージか。よりリアルなゲバラを知るには良い映画だったと思う。デルトロは迫真の演技だった。素晴らしかったです。