マッチスティック・メン

日曜に彼と家でごはん食べながら観た。単純に、面白かったー。リドリー・スコット作品なんて久しぶりに観ました。気楽に何か観よう、ということになって選んだのがこれ。理由はもちろんニコラス・ケイジ。この人のキモさはずば抜けてるなぁ！たとえあんまり面白くない映画でも、このキモさで観れてしまいます（誉めてます）。でもこれは純粋に面白かった。

過度の潔癖症＆対人恐怖症の詐欺師を演じるニコラス、はまってる！症状を抑制する薬が切れるといきなりチックが出たり、「うぉー」とか意味のない言葉を発したりしだすのだけど、それさえツボ。随所で「きもちわる〜っ」とか言いつつ楽しめた。DVDパッケージにはサスペンス？って書いてあったけど、ハートフルコメディやん・・と思ってたらラストにきました。どんでん返しのまたどんでん返し。私は推理するのが苦手なので一々驚いた。
二人でこういう映画観てると必ず彼が途中で「実は○○が〜〜なんちゃあうん？」とか言う。「えーそんなんいくらなんでもありえへんわー」と言ってるとラストはその通りになってしまう・・・もう、途中で言うなよ！ま、それでも私は十分驚くわけだけど。

久しぶりに普通の映画を観たーって感じ。心にずしんってくるのとはまた違うけど、たまにはこういう映画も良いなと思う。わからない所も最後にはちゃんと解決するし。あと引かないのが良い。でこのあと単舘系のものを観るとまたその良さを再確認できるし。

マッチスティック・メン・・・マッチ棒男？？

『月の輝く夜に』でタンクトップに義手姿のまだフサフサな頃のニコラスを観たくなった。