女はみんな生きている
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/06/11
- メディア: DVD
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平凡な主婦 meets 謎の娼婦。2001年フランス映画。
フランスの楽しい映画が観たくなって深く考えず借りてきたのだけど、冒頭から飛ばしまくり。だらっとしながら観ようと思ったのにテンポがすごいんで慌てた。幸い話のすじはそう複雑でもなかったので、置去りにされることなく楽しめました。
女・女・女・・・。一人一人立場こそ違えど、結果的にはやっぱり女ってタフな生き物なんだなぁ〜と他人事のように感心する。私にもそんな一面が潜んでるのかな・・
出てくる男たちがみんな揃ってどうしようもないし。結局は女の操り人形?まぁコメディの要素もある作品なのでこれは極端だとしても、男と女の形って案外こんなのかもしれない。とにかくスリル満点で痛快、心も温まる良い映画でした。ラストでアップになるのは主役の二人ではなくて、でもその女の人の表情がすごく良い。全体を象徴しているかのようなラスト。幅のある映画だ。
ただ、邦題がいけない。原題は「CHAOS」。カオスという言葉がセリフの中にでてくるのとテーマとをかけてあるんだろう。そこらへんなるほど〜と思う。なのにどうしてこういう邦題になっちゃうんだろう。ちょっとズレてる。