俗に言う京都人特有の。


言葉と心の中が裏腹ってやつにどうしても慣れることができない。京都人云々、というのは昔からの言い伝えのようなもので、今の若い人達にはそう当てはまらないと思うけれど、年輩の人にはやっぱりこのような印象を受ける事が多い。特にうちのような会社では。
「せっかくやしちょっと寄っていっておくれやす」 「そうどすか?ほならちょっとよしてもらいます」などと答えようものなら、後で裏で何言われるか・・・『京都人の言う言葉を真に受けてはいけない』――京都に来てこの会社に入って実感した教訓。あっちの人の前ではこっちの人を悪く言い、話す人によって使い分ける態度も嫌い。って、これは京都人に限らず社会人には必須の性質なのかしら。
それでなくても私は人の言葉を真に受ける方。良く言えば素直、悪く言えばバカ。でも人と喋るのにいちいち裏を読んだりするのって無意味なことこの上ない(と思いませんか)。だいたい思ってもいないなら「寄っていけ」と言わなければいい。これらのムダなやりとりは京都人(元来の)にとっては愛想だったり、相手に対する配慮だったりするとは思う。が、私には向いていない風習である。慣れない。


あーー、ストレスが溜まる。