あべこべ言葉。


昨日挙げた「先生はえらい」の中で出てきてなるほどと思ったこと。
私は「適当に」という言葉が好きで「あまり頑張りすぎないでほどほどに、ちょうどいいくらいに」という意味でよく使うのだけど、これが「いいかげんに」という意味に取られてしまう事が多々あり。テキトーに、って感じで。
もひとつ言うと、たった今自分で使った「いいかげんに」も本来「良い加減に」という意味で使われる言葉。例えばお風呂の湯加減を聞かれた時などに。前後の言葉やニュアンスによってこんなにも意味が変わってしまう。今はむしろ「でたらめに」という意味で使われる事が多いような気がする。こういうのってちょっと面白い、ちょっとこわい。
内田先生曰くこれは「コミュニケーション上で誤解をもたらすための(むしろ有益な?)現象」とのこと。なるほど。言葉というものは日々変化し続けるものであり、そう考えると言葉の使い方にも幅が拡がって興味深い、かも。


などと勤務時間中に考えている。つまりひま。