読了。

• 77. 誰よりも美しい妻／井上荒野

• 78. 神様のボート／江國香織（再読）

井上荒野という人の小説をはじめて読んだ。タイトルに惹かれて先入観なしで読んだのだけど、なんというかあまりにも文体が江國さんのものに似ているような気がして、気持ち悪くなる。どっちがどうなのかはよく知らないし「似ている」という表現はあまり良くないのかもしれないけど。読み終えて、たまらず江國さんの小説をひっぱりだしてきて、読む。神様のボートはすごく久しぶり。懐かしいお家に帰ってきた感じ。あぁーってためいきがでる。江國さん曰く、小さな、しずかな、狂気のものがたり。本当に、狂気だ。