今日の「ひとつ、村上さんでやってみるか」。

人間にとって大事なのはむしろ、言葉にならない「何か」をそのままじっと抱え続けられる心の強さと魂の深さを獲得することではないか、と僕は考えています。
(質問46・本の感想をうまく言い表せないのは何故でしょうの問いに)

キャッチャー・イン・ザ・ライ』の中で、「本を読み終えたときに、その本の著者にすぐ電話をかけたくなるのが、いちばん良い本なんだよね」というようなことを、主人公のホールデン君が言っていました。僕もだいたい同感です。
(質問55・本を読み終えたときに、という意見に対して)