力道山


昨日DVDで鑑賞。ソル・ギョングのカメレオン俳優ぶり(30キロ増量とか)はもう当たり前として、あの鍛え方とか全編日本語で通してるとことかとにかくハンパじゃなくて。この手の映画では「レイジング・ブル」のデニーロを思い出すけれど、一俳優の演技としてみてもデニーロを超えてる気がする。まあ作品としてはレイジング・ブルのが良い映画だろうけれど。ギョングのカタコトな日本語は、在日朝鮮人だったという力道山の役としては多少違和感を感じる部分もあるけれど、かと言ってこの役をここまで演じきれる日本の役者はいない、と断言できる(と言うか、してしまう)。それもなんだか情けない話だなぁ。とにかくソル・ギョングの凄味を見せ付けられる映画、でした。