2007-04-26 27 本 ぽっぺん作者: 石田千出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/01/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (28件) を見る 石田千のエッセイは全部読んでるけどこれが一番好きです。すごくいい。泣かせる話じゃないのに何度も何度も泣きそうになる。「透明なもの」の『それでも、金いろのビールジョッキを握りかかげれば、透明な猫の目を見つけたやさしい友だちが、いまもうらやましい』はお風呂の中でうるうる泣いた。透明なものの羅列で「猫の目を、横から見たところ」と答えた女の子の話。すごくいい。