ツォツィ/かもめ食堂/明日へのチケット
去年のアカデミー賞外国語映画賞受賞作、だって。この映画がR−15指定だということに反対する動きが高まっているそう。観終わっての正直な感想、私はR-15指定のままでいい、と思った。この映画はいろんな意味で凄い映画で、私は観ている間中いろんなところが揺さぶられっぱなしだった。この思いをうまく表現なんてできないし、したいとも思わない。この映画について語られている読物も読みたくない。自分の中にしっかりとおさめていつまでも残しておきたい、感じた気持ちを。悪を美化するような映画にもしたくないし、別に中学生が観たっていいと思う。でも今の南アフリカのスラムの現状をみて日本の子供が必要な何かを感じることができるのかな、そして学校の先生がそれを観た子供たちをちゃんと受け止められるのかなと思う。だから無理に指定を外す必要はないんじゃないかな。この映画は私は誰彼問わず薦めたくはない映画です。
ツォツィ(不良、という意味だそう)=<デビッド>役の子が凄かった。まだ折り返してもないけど、私にとって多分今年一番印象に残る映画になるんじゃないかなと思う。複雑な思いはあるけど観て良かった。
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これは観たら間違いなく好きになるぞーーとわくわくしてやっとこ!借りれた。ら。あららら・・だみだった!
これ観た周りの誰もがいい映画、好きな映画と言ってるしキャストもいいし多少あざとくても好きなはず、と決め付けて観たのが悪かったのかな。嫌いとかじゃないけど良さがわからんくて気が抜けた。なんていったらいいか、おっされーな北欧のインテリアとかカフェとかおにぎりとかムーミンとかナチュラルで人気の小林さんとか(いや私も小林さんはどちらかといえば好きな方だけれど)、でもそれだけ?癒し?て感じ。ここにあとひとつ何かが加わってれば好きになれたかも。これだけ揃っていて、でもどうしようもない哀しみとか何かが。足りない。ストレートに癒しや憧れだけをテーマとしたような雰囲気映画、だったなぁ私には。これじゃあざといよやっぱり。あーあがっくし。
でも片桐はいりはかわいかったなあ。
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彼がまだ観てなかったので一緒にDVDを観る。やっぱりこれ、好き好きー。1話目は私としてはちょっとよくわからないのだけど、2話目のキアロスタミらしい長々としたきもい会話のオンパレードとか、3話目もばかばかしくて熱くて若くて、大好き!DVD欲しい。