モーターサイクル・ダイアリーズ


去年秋に京極弥生座で公開した時観に行きそびれてしまったのをやっとみなみ会館で観ることができた。マチュピチュ遺跡のすごさに圧倒される。自分の目で見てみたい。テレビでじゃなくスクリーンで観るべき映画。
カストロのもとでキューバ革命のゲリラ指導者となったチェ・ゲバラことエルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ。後に祖国アルゼンチンではない国で市民のために闘った男の、23歳の放浪の旅。後の彼の思想の基盤となった、とても重要な部分を映画化している。


若き日のゲバラ役のガエル・ガルシア・ベルナルはすごい。『アモーレス・ペロス』で衝撃のデビューを果たした彼はあの時から輝いていた。端正な顔立ちに負けないくらい強くて優しい眼差し。あれにコロっといってしまった一人です。「ラテンのブラピ」と言われてるそうだけど、個人的には「違う!」と言いたい。ただの男前ならいくらでもいるのです。二枚目ダイコンではだめなのです。(別にブラピがダイコンって言ってるわけじゃない・・)彼の出演作はほぼ観てるけど、作品は駄作でも彼は輝いてた。この作品と『アモーレス〜』に関しては絶句ものです。だからこそこの先バリバリのハリウッド作品になんて出ないで欲しい・・・。


アモーレス・ペロス』のDVDが欲しいよう。アモーレス・ペロス