ブクオフにて買ったもの。

今は絶版になってるトレヴィル版を見つけて感激。20年近く前の本なのにとてもきれいに読んであるのも嬉しい。松浦理英子は久しぶり。

この人って前にananでエッセイの連載してた人よね?と思って手にとってみたら興味惹かれた。表紙のタイトル部分や星のマークが剥げたみたいになってて、彼がこれを見て「えらい汚いやん」って言う。・・・タイトルちゃんと見てください。こういうのってニクいじゃないのー。
表題作を読んだら好きになった。

ちょっと前に文庫化した時にはいまいち面白くなさそうだなーと思ってたのに、気がついたらレジに持って行ってた。もしかしたら面白いかも。

大好きな本。山田詠美は好きなものと嫌いなものがはっきり分かれる。これは持ってるんだけど実家に置いてるので100円で買ってみた。単行本なので重い・・・

わーいめっけもの♪1枚1枚探してよかったー。DVDが手に入らない(廃盤?)からとりあえずパンフでも嬉しい。ジェフリー・ライト、最高・・・。ベニチオ・デルトロも友達役で出てます。この時はシブイというよりかわいい。



全部100円でした。なんでか古本屋に行くと、100円コーナーで掘り出し物探しに必死になってしまうせこせこしいクセがある。
そういえば。彼が何やら熱心に見ていると思ったら「週間世界遺産」を見つけてテンション上がりまくっていた。とりあえずアジアのものを7、8冊取ってから私のところに来て「他にもいいのいっぱいあるから一緒に選ぼう」とやたら張り切っている。至福の顔をしている。幸せな人だな〜と微笑ましく思う瞬間(笑)
なのに。ちょっと喋ってからそのコーナーに行くと・・・100冊近くあったそれらは消え去っていた。一冊残らず。神隠し的に・・・わずか5分足らずの間に文字通りすっからかん。こんなこと信じられるでしょうか。レジの行列をみるとカゴ二つに山盛りの世界遺産を積んで順番待ちしてる男が。なんでもそいつは(あえてそいつ呼ばわりしてやるー)彼が必死で選んでるのを横でちらちら見ながら興味を示していた模様。その人も一気にテンションあがったんだろうか、それともどこかでもっと高く売れるのか・・
その男は世界遺産を全てダンボール二箱に積めてもらい9000円ちょっと支払ってそそくさと帰って行った(1冊100円ナリ)。彼は取り損ねたベトナムやらトルコやらに嘆き、選ぶ楽しみすら失われて廃人のようになっていた。


あの赤白チェックシャツの男。ゆるせん。彼のささいな楽しみを奪ったあいつー。
でも瞬時に空棚になった光景は結構笑えた・・マンガみたいだった。