今年読んだ本。


総決算。


80冊読んでいた。素晴らしいと思う本もくだらないと思う本もいろいろあったけど、特に印象に残ったのは、新刊では

わたしを離さないで

わたしを離さないで

イラクサ (新潮クレスト・ブックス)

イラクサ (新潮クレスト・ブックス)

リンさんの小さな子

リンさんの小さな子

それからはスープのことばかり考えて暮らした

それからはスープのことばかり考えて暮らした

新刊以外では

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

冷血 (新潮文庫)

冷血 (新潮文庫)

こうしてみると日本の本はとても少ない。というか1冊だけ。吉田篤弘さんは大好きになりました。
カズオ・イシグロを初めて読んで受けた衝撃。今年はわりに選ばずに読んだ傾向があるので来年はもっと読むものを選びたい。読後なんとなく良くって、でも時間が経つとすぐに忘れてしまうような軽めのものはできるだけ避けていきたい。特に日本の作家の書いたもの。もっとずっしりと、何年経っても、何度も読みたくなるような本を探したい。